自己破産のメリット・デメリット

自己破産について

数ある債務整理の中でも、最終手段といっていいのがこの自己破産です。
自分では返しきれない額の借金を抱えてしまい、現在の財産をもってしても返済することが不可能となった状態で破産宣告をします。
さらに免責決定を受けることにより、借金を全て免除してもらうことが出来ます。
破産手続きと免責決定は違うということは覚えておきましょう。
「経済的に行き詰まりました」という破産手続きを受け、「借金の返済を免除しますよ」という許可が降りるのが免責決定です。
まれに免責されない場合もあるのです。

 

自己破産は他の債務整理に比べるとデメリットの多い行為です。
本当に返すことが出来ないのか、任意整理では足りないのか、よく検討してから手続きすることをおすすめします。
特に住宅などの財産を持っている人は、没収される可能性が高いです。
まさに生活が一変してしまう行為であることは心しておきましょう。

 

自己破産のメリット

免責決定がされれば、借金を一切返す必要が無くなります。
唯一で最大のメリットではないでしょうか。
もし、本当に生活に困っていて、返済の目処が一切立たないのであれば、自己破産は誰にでも許されている権利です。
安易に自殺や犯罪などを考えず、一から人生をやり直すことを考えましょう。

 

自己破産のデメリット

自己破産は最終手段ですので、必要最小限以外の財産は全て換金され、債権者に分配されることになります。
マイホームやマンションなどは当然あきらめなければなりません。
ただし、すぐさま追い出される訳ではなく、買い手が付いてからということになると思います。
自己破産を決めたのであれば、新しく住む場所についても考えておきましょう。
(もちろん賃貸物件に住んでいる場合は、家賃が支払えればそのままで大丈夫です。)

 

自己破産をしたことは官報に記載されますので、第三者であっても知ることが出来ます。
(実際に官報を見る必要のある職業の人はそれほど多くないでしょうが・・・)
また、個人信用情報にも当然自己破産の記載がされます。
情報機関によっても違いますが、10年程度は残るものと考えておいた方が良いでしょう。
その間は新たな借金やクレジットカードなどの審査に通りづらくなると思います。

 

また、自己破産は債権者を選ぶことが出来ませんので、友人・知人などに借金のある人はそれらも合わせてご破算にしてしまいます。
人間関係において大きなデメリットとなることでしょう。

 

一番怖いのが、免責決定されない場合です。
浪費やギャンブルなどは免責不許可事由となってしまいます。
免責されないと、自己破産後も返済を続けなければなりません。
このためにも借金問題に強い専門家に依頼する方が得策でしょう。
充分に相談をし、他に道が無い、となった時に自己破産を考えるようにしましょう。

 

 

 


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