複数月にわたる家賃滞納の末に

大学生となり、他県で一人暮らしをすることになったのですが、ここで初めて借金を経験することになります。

 

ありきたりではありますが、友人との付き合いの中でパチスロにハマってしまったのです。

 

最初にビギナーズラックで勝ってしまったのが運の尽き。そんなラッキーがいつまでも続くわけもなく、負けが込むようになりました。だんだんと、バイト代や仕送りを逸脱するような荒い使い方になってしまい、ついには家賃滞納をしてしまいます。

 

それでも最初のうちは、大家さんも「学生さんの1人暮らしは何かと大変だから」と気遣ってくれていました。が、2か月、3か月と滞納していくうちに徐々にそんな気遣いも当然のことながら、失われていきます。結局、実家への連絡(いい歳をして本当に情けないです)となり、肩代わりをしてもらうことになりました。

 

ここで、思いっきり親から怒鳴り散らされでもしたならば、クソガキよろしく反抗でもしたことでしょう。

 

しかし、なぜかこの時ばかりは特に怒られるわけでもなく、ただただ「人に迷惑をかけるな」程度で終わり。なんだか、妙に自分の小ささを実感した瞬間でもあり、うまく説明できませんが、切ない気持ちになったのを今でも覚えています。これをきっかけにして、パチスロからはきっちりと足を洗い、無事卒業もすることができましたし、学生のうちに借金もすべて返すことができました。

 

ここで、思うのが、借金という行為は人を大きくさせてくれるのではないかということです。

 

私のような借金の場合、決して褒められたものではありませんが、それでも、自分を見直すいいきっかけとなりましたし、一皮むけたような気がするのです。

 

 

 


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