自己破産すると無一文になってしまうの?

自己破産について

どうしても自分で借金を返すことが不可能になってしまった場合、自己破産という手段があります。
自己破産の手続きをして、免責(借金を返済する責任を免除すること)が決定すると、現在ある借金を支払う必要がなくなります。
「無職になってしまった」「病気や怪我で働けなくなってしまった」など、様々な理由があるでしょうが、自己破産は法律で認められている救済措置です。
本当にどうしようもない状態になってしまったのであれば、一旦全てを白紙に戻してやり直すことが出来るのです。

 

ただし、自己破産することにより失うものは多いです。
借りたものを返せずに(言葉は悪いですが)踏み倒すのですから、当然様々な条件があります。
自己破産によって失うものについて説明いたします。

 

自己破産すると失うもの

まず財産がある場合です。
住宅や車などのある程度価値の認められるものについては、没収・売却され、債権者へ分配されることになるでしょう。
ローンが残っている場合、そのローンの債権者が引き上げることになるかもしれません。
いずれにせよ手元に残したまま自己破産することは難しいでしょう。
もし、住宅などを手放したくない場合は、任意整理個人再生などの方法を検討した方が良いかもしれません。
(車の場合、それほど価値が無いと認められれば手元に残すことが出来ることもあります。)

 

具体的に失う財産は以下の通りです。
・自宅や別荘などの不動産
・20万円を超える有価証券(株券やゴルフ会員権など)
・99万円を超える現金
・20万円を超える預貯金
・20万円を超える生命保険などの解約返戻金
・予定される退職金の12.5%〜25%が20万円を超える場合、その12.5%〜25%。

 

このように、財産がある場合は失うことになりますが、無一文になるという訳ではありません。
生活に必要な家具などは残されますし、手続き後の給料などを差押えられることはありません。
今まで贅沢な暮らしをしていなければ、ほとんど生活を変えることなく新しい人生を始めることが可能なのです。

 

・財産以外に失うもの
まず連帯保証人がいた場合には、確実に迷惑がかかります。
あなたが免責となった借金はそのまま連帯保証人に請求されてしまいます。
確実に信頼を失うことになるでしょう。

 

また、官報や信用情報に記録が残りますので、社会的信用も失います。
免責の許可が降りるまでは制限される職業もあります。
さらに破産管財人が専任されるようなケースの場合、移動や旅行といったことが制限される場合もあります。

 

再び、自己破産について

このように自己破産によって失うものはありますが、どれも通常の生活に大きな影響のあるものではありません。
どうしようもなく行き詰ってしまったのであれば、犯罪や自殺などに走るよりは自己破産を検討しましょう。

 

お金で失敗するのはよくあることなのです。
一人で悩まずに専門家に相談することで、新しい人生を見付けることが出来ますよ。

 

 

 


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