家を手放なさずに自己破産出来る?

自己破産で失うもの

借金が増えてしまい、自分の力では返すことが不可能になってしまった場合、自己破産という方法で借金を免除してもらうことが出来ます。
しかし、とはいっても自分が借りたお金です。
何の条件も無しに自己破産が出来る訳ではありません。

 

自己破産によって失うものは何でしょう?
まず第一に「個人信用情報」においての信用は失われます。
個人信用情報とは、お金の貸し借りやローンなどを組む時の”信用”です。
自己破産したという記録が残れば、まずお金を借りたりローンを組むことが難しくなります。
この記録は7年〜10年は残るとされていますが、信用機関によって違いがあるようです。
もちろん自己破産によって迷惑をかけた金融業者からは、再びお金を借りることは難しいでしょう。

 

また自己破産することによって様々な制限が生じます。
就けなくなる職業も多くあります。
会社の取締役役員にもなれません。
警備員や風俗業者にもなれません。

 

もちろん財産価値のあるものは没収され、債権者への分配に回されます。
家やマンションといった不動産は、まず手放すことになるでしょう。
ただし、必要最小限の家財道具や、価値の低い自動車などは差し押さえられることが無い場合が多いです。

 

家を手放さずに借金を整理するには?

もし、家や財産を手放さずに借金を整理したいと考えるのであれば「個人再生」を検討してみましょう。
個人再生は任意整理をしても借金を返すことは出来ないけれど、自己破産は避けたいという人のために生まれた制度です。
2001年から始まった比較的新しい制度で、住宅などの財産や職業の制限を受けずに借金を整理することが出来ます。

 

ただし、非常に手続きが煩雑になるため、個人で成し遂げようとすると難しい制度です。
弁護士などの専門家の手を借りて行う方が良いでしょう。

 

また、個人再生では借金を減らして、その後3年以内を目安に完済することを目指します。
住宅ローンは制度の対象外となりますので注意が必要です。
しかし、生活の基盤や環境を変えることなく借金に向き合うことが出来ますので、多いに利用価値のある制度ではないでしょうか。

 

もちろん、まずは専門家に相談することをおすすめします。
最近では利息の過払い金の存在も注目されています。
多額の借金に悩んでいた人が、専門家に過払い金の見直し計算をしてもらったら、一気に借金が減額されたというような例が増えています。
特に借金問題に強い専門家の事務所ならば、あなたのケースに一番良い債務整理の仕方をアドバイスしてくれることでしょう。
いずれにせよ、自分一人で悩んでいてはいつまでも解決しませんよ。

 

 

 


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